通常の最大10倍...巨大ニンニク収穫 UFO形、飯野特産の期待

 
握りこぶしほどの巨大ニンニクを収穫する学生=22日午前、福島市飯野町

 福島市飯野町の新たな特産品として栽培が進められている巨大ニンニク「UFOのエレファントガーリック」の収穫が22日、飯野町で行われた。町おこしのテーマであるUFOに形が似ている巨大ニンニク―。地元の魅力発信の起爆剤として期待がかかる。

 地元のNPO法人「結倶楽部(ゆいくらぶ)」が2018(平成30)年から栽培し、福島学院大情報ビジネス学科の学生がブランド化に協力している。栽培開始後2年間は出荷や販売をせず、収穫したニンニクを植えて収量を増やしてきた。今回が販売を目的とした初収穫となる。

 収穫作業には、同大の学生7人が参加。学生は、同NPOメンバーのアドバイスを受けながら、一つ一つ丁寧に巨大ニンニクを掘り出した。収穫作業は今週いっぱい続けられ、2500株を収穫する。このうち2000株は再び植えて来年の収量を8千株に増やす計画。

 同NPOによると、巨大ニンニクは普通のニンニクと比べ、大きさが約5~10倍ありながら、風味などは損なわず、においが14分の1程度という。今年は乾燥させた巨大ニンニクと、東北地方では珍しい生の状態のものを販売する。福島市のいちい街なか店で販売するほか、市内の協力飲食店で巨大ニンニクを使った料理を提供し、PRを図る。

 収穫を体験した同学科2年生の岡崎恵梨さん(19)は「収穫の手応えが大きかった。『飯野と言えば巨大ニンニク』というイメージを持ってもらえるよう、商品パッケージのデザインなどを頑張りたい」と話した。