手作り1年「白虎隊士」人形85体、栃木の細工物教室 感動の労作

 
野中さんらが制作した作品の一部

 栃木県さくら市の細工物教室「創彩縫(そうさいほう)薔薇(ばら)」は、「鶴ケ城と白虎隊」をテーマに人形85体を手作りし、同市で展示した。代表の野中ひろ子さんは「自分たちが感動しながら作ったのは初めてだった」と振り返った。

 野中さんらは、マルヨ建匠(下郷町)社長の渡部一さんから「鶴ケ城の模型を提供するから、白虎隊をテーマに人形を作ってみないか」と提案され、約1年かけて85体を制作した。このうち白虎隊士は20体。25分の1スケールの鶴ケ城の模型と一緒に約2週間、さくら市で展示した。野中さんは「涙をこぼしながら見ている人もいた」と振り返る。

 野中さんは18日、会津若松市役所に室井照平市長を訪ね、人形制作を報告した。室井市長は「会津に思いを寄せてもらい、ありがたい」と感謝した。渡部さんや教室のメンバーが同行した。渡部さんは、人形などを会津若松市への観光誘客に役立ててもらうため、市内に展示できるよう調整していることを報告した。