アウトドア分野に参入、たき火台開発 技術活用「企業価値高めたい」

 
たき火台を手にする渡辺専務

 田村市常葉町の切削加工会社エクストエンジニアはアウトドアブランド「E×W」(イー・ダブ)を設立し、第1弾の商品として、たき火台を開発した。同社は「新規分野に参入することで企業価値を高めたい」としている。

 同社は自動車や重機、航空機などの部品を製造する。これまでは企業間取引が主で、一般消費者向けの商品はなかった。自社技術の有効活用や工場稼働率の向上などを目的に、アウトドア商品開発に着手。グループ企業の和興エンジニアリング(茨城県)と連携し、たき火台を製造した。

 たき火台は高さを変えることで、火力を調整できる。価格は1台2万8000円。インターネット通販サイト楽天市場で販売している。同社は今後、アウトドア商品の種類を増やしていく方針。渡辺輝長専務(43)は「自社グループで完結する商品づくりに取り組むことで社員の励みにもなれば」と話している。