国道401号「博士トンネル」7月上旬貫通 開通は1~2年後か

 

 会津美里町と昭和村を結ぶ国道401号博士トンネル(延長約4.5キロ)の整備事業を巡り、工事の節目となる「貫通」が7月上旬にも達成される見通しになったことが24日、分かった。同トンネルは、冬季通行止めとなる難所「博士峠」の通年交通を実現するため整備してきた。開通は1~2年後となる見通しで、地元が悲願としていた2020年代初頭の開通に向けて大きく近づくことになった。

 国道401号は会津若松市を起点とし、群馬県沼田市につながる延長約220キロの幹線道路。このうち急カーブや急勾配が続く博士峠を巡っては、延長約7.5キロにわたるバイパス工事を進めてきた。トンネルはバイパスの中心区間にあり、県管理の中で最長のトンネルとして2018(平成30)年に着工された。

 会津美里町側と昭和村側の両方から同時に掘削することで工期を短縮する手法を採用しており、県会津若松建設事務所によると、19日時点で貫通まで必要な掘削区間は29メートルを残すまでになった。このため、おおむね7月上旬での貫通が見えてきた。