阿賀川流域でアユの密漁か 若松と美里で被害数百匹、80万円超

 

 会津非出資漁協(会津若松市)が阿賀川流域で放流、生育していたアユ数百匹が何者かに盗まれていたことが24日、同組合への取材で分かった。

 組合によると、同日時点で被害が確認されたのは、会津若松市の高田橋からJR只見線本郷鉄橋間と、会津美里町の本郷温泉湯陶里付近の2カ所。被害額は少なくとも約80万円という。

 21日朝、組合員が川岸で死んでいる数十匹のアユを見つけ、被害が発覚。水中や川岸で計約300匹が死んでいたほか、川底に残る複数の網の跡から、数百匹が盗まれたとみている。

 同組合では、アユを食べるカワウの駆除のため午前4時ごろから午後6時まで付近の見回りをしており、20日の夜に盗まれた可能性が高いという。同組合は、5月13日以降、約17万匹のアユを放流していた。アユ漁は26日に解禁となるが、秋本平八郎理事(67)は「解禁日直前の出来事に悔しい思いでいっぱい。心待ちにして待っている方にも申し訳ない」と話した。