「平七夕」の伝統守る 7月15日まで資金募る、出資者の願い短冊に

 
協力を呼び掛ける平三町目商店会青年部の北林さん(右)と高木永さん

 平の伝統を守りたい―。毎年8月にいわき市平で行われる恒例行事「七夕祭り」がコロナ禍で2年連続の中止となったことを受け、新たなイベント「参加型七夕」を開催するプロジェクトが市内で始動した。クラウドファンディングで集まった資金を使い、8月1~10日に、10メートルを超える大きな七夕飾りをJRいわき駅前の大通りに掲げる。企画した平三町目商店会青年部は7月15日まで、出資者を募っている。

 短冊を飾るのは、七十七銀行平支店などが立つ駅前大通りの十字路の四つ角。このうち3カ所に10メートル以上の大きな七夕飾りを飾り、北西の残り1カ所には小さなササを複数立てて出資者の願いや思いを書いた短冊を飾る。

 出資は一口500円と1000円から選ぶことができ、金額に応じて配られる短冊の大きさが変わる。希望者は金額を上乗せして支援することもできる。

 同青年部の北林由布子さん(50)は「昨年の中止の際は通りがとても寂しく感じた。コロナ禍でも多くの人が楽しめる企画で伝統をつなぎたかった」と思いを語った。クラウドファンディングのサイトでは七夕祭りの歴史も紹介している。クラウドファンディングの目標金額は50万円。