「チーズケーキ」ネットで販売 ふわとろの食感!福島の銘菓に

 
チーズケーキを手に「新しい福島の銘菓として全国に発信していきたい」と話す阿部さん

 福島市で居酒屋を経営する「チームたかのは」社長の阿部正史さん(39)は、新型コロナウイルス感染拡大で経営環境の厳しさが増す中、新たにチーズケーキの販売をインターネット上で始めた。「新しい福島の銘菓として全国に発信していきたい」と、逆境からの反転攻勢に向けて努力を重ねている。

 阿部さんは同市出身。日本調理技術専門学校を卒業後、ホテルやレストランなどでの勤務を経て2011(平成23)年に独立。現在は同市内で「お忍び個室diningとらのまき」と「個室串BALtori.com」の2店舗を経営している。

 感染拡大に伴う営業時間短縮など苦しい経営が続く中、以前からやりたいと考えていた大好物のチーズケーキを販売することを決めた。試作を重ね、昨年11月からネット販売を始めた。

 チーズケーキは「とろっ、ふわっ、くしゅっ」の半熟さを感じる独特の食感や、チーズ本来のうま味と甘味、酸味のバランスが特徴。「納得のいく食感を出すのに焼き方やレシピなど試行錯誤を重ねた」という。製菓業で働いた経験がある妻の美里さん(39)が、居酒屋開店前の時間を使って製造している。

 全国に広く発信していくため、7月31日までネット上で資金を募るクラウドファンディングで協力を呼び掛けている。目標額は100万円で、17日現在で約65万円の支援が集まっている。阿部さんは「福島を代表するお菓子を目指し、実現できるように頑張っていく。先のステージに上がるために多くの方に認知してもらいたい」と話す。

 チーズケーキは、販売サイト「ぐるっと福島」からの注文のほか、写真共有アプリ「インスタグラム」での注文も受けている。価格は、ふわとろ福島半熟チーズケーキ6個入り1080円など。店頭販売はしておらず、ネット限定。問い合わせは個室串BALtori.com(電話024・563・3967)へ。