猪苗代湖「観光遊覧船」再開へ 新会社設立、秋の運航を目指す

 
運航再開の見通しとなった「はくちょう丸」と「かめ丸」=26日、猪苗代町

 運営会社の廃業で事業停止となった猪苗代湖の観光遊覧船「はくちょう丸」と「かめ丸」が、10月をめどに運航を再開する見通しとなった。町内の観光関係者や東京在住の県内出身者らが新たな運営会社を設立し、猪苗代湖のシンボル復活を目指す。

 関係者によると、新会社は近く起業する予定で、船体の検査などを経て秋の行楽シーズンからの運航を目指している。起業後は事業費の一部をインターネット上で資金を募るクラウドファンディングで協力を呼び掛ける予定。

 前後公町長は「県内観光を象徴する大きな財産が継続になってうれしい。町としても全面的に協力し、これをきっかけに観光のさらなる誘客に力を入れたい」と話している。

 はくちょう丸とかめ丸はユーモラスな船体で観光客から人気を集め、県民や観光客に親しまれてきた。しかし、コロナ禍の影響で客足が減り、運営会社が昨年6月に廃業。船の譲渡先を探していた。