大熊の小中学生版画家と本共作 「ぼくも、わたしも、ここにいる」

 
書籍を持ち、完成を喜ぶ生徒ら

 会津若松市の旧河東三小校舎で学校生活を続けている大熊町の熊町小、大野小、大熊中は11日、同所で版画家の蟹江杏さんと生徒らが製作した本を児童生徒に初披露した。

 題名は「ぼくも、わたしも、ここにいる」。本は昨年度に蟹江さんが実施した5回のワークショップを基に作製。生徒ら9人の将来の夢などについて書いた作文やワークショップの様子を写した写真を載せている。

 表紙には蟹江さんと生徒が一緒に描いた巨大壁画「大熊町の9羽の鳥たち」を使用した。本は千部発行し、町につながりのある人々に渡されるという。