文化芸御術の発信続ける、いわき・ギャラリー跡「貸スペース」に

 
芸術文化を発信しようと、根守代表が再出発を決めたむろのきギャラリー

 いわき市平の根守不動産代表の根守亮輔さん(36)は、今年1月に21年間の歴史に幕を下ろした同市平の「ギャラリー界隈」の跡地に、貸しスペース「むろのきギャラリー」を開いた。根守さんは「芸術文化を発信できる場所を守り、微力でも続けていくことに意味があると考えている」と話している。

 根守さんは、ギャラリー界隈を運営していた佐藤繁忠さん(76)と妻の康子さん(64)のおいにあたる。芸術に関心があった根守さんは、ギャラリー界隈で開かれる展示会に何度も足を運び、さまざまな芸術作品に触れてきた。

 佐藤さん夫妻から閉廊することを聞いた根守さんは、いわき市の芸術文化を発信する拠点として愛されたギャラリーがなくなるさみしさを感じ、貸しスペースとして再出発することを決意した。

 ギャラリーは、根守の「根」という字から木を連想し、ネズミよけの植物といわれている「杜松(としょう)」の別名「ムロ」から由来して「むろのき」と名付けた。16畳の広さを活用して、貸し画廊や販売のイベント、会議などのワーキングスペースとして希望者に貸し出すことを想定している。料金は1日当たり7千~8千円だが、変更の可能性がある。

 利用希望者やギャラリーに関する問い合わせは同社(電話0246・84・5466)へ。