若松でスマートシティ勉強会 新浪氏「技術はあくまで道具」

 
特別対談でスマートシティについて意見を交わす新浪氏(右)と中村氏

 ITなどの先端技術を取り入れた快適な生活を実現する「スマートシティ」に関する勉強会が24、25の両日、会津若松市のスマートシティAiCT(アイクト)で開かれた。企業関係者らがスマートシティを進めるに当たって必要なことを考えた。

 スマートシティの拡大、高度化に向けた取り組みを展開するスマートシティ・インスティテュートの主催。スマートシティに関わる人たちの相互交流や情報交換、新たな知識の取得などを目的に開いた。

 大学教授らの講義や市の取り組みなどの紹介のほか、特別対談としてサントリーホールディングス(HD)社長の新浪剛史氏とアクセンチュア・イノベーションセンター福島センター共同統括の中村彰二朗氏が意見を交換した。

 新浪氏は「スマートシティはデジタルのことだと思われるけど、ここ(会津)に来て分かるのは、心の豊かさを享受する人たちを増やすことが大切だということ」と指摘。「デジタル変革技術は道具であって、これを使うことによって、生活の質が上がる取り組みをしていただきたい」と述べた。