東京パラ聖火リレー8月12日から採火 県内59市町村の種火一つに

 

 福島県は28日、東京五輪閉幕後に行われる東京パラリンピック聖火リレーの本県代表ランナーなどを発表した。

 また、県内各地で開かれる関連イベントの概要も発表した。59市町村でおこした種火を浜通り、中通り、会津でそれぞれまとめた後、郡山市の郡山ヒロセ開成山陸上競技場で三つの火を一つにする集火式を行い、聖火リレーが行われる東京都へ「出立」する。

 浜通りでは8月12日に13市町村から種火を集め、東京五輪の聖火リレーのスタート地点で、本県復興の象徴のJヴィレッジで採火する。中通りは同13日、29市町村の種火を福島市の四季の里でまとめる。17市町村の種火をまとめる会津では同14日、猪苗代町の亀ケ城公園で採火が行われる。

 福島市と猪苗代町はそれぞれ「共生社会ホストタウン」に登録されており、パラリンピック聖火リレーの理念と一致することから採火の場所となった。

 「浜通りの火」「中通りの火」「会津の火」が一つになる県内の集火式は同15日に行われる。都内の集火式に本県代表として出席する県障がい者スポーツ協会の増子恵美さん(50)が「福島県の火」としてトーチを掲げる。Jヴィレッジ、四季の里、亀ケ城公園で行われる採火式と、郡山ヒロセ開成山陸上競技場の集火式は関係者のみで行い一般観覧はできない。

 各市町村が行う種火おこしは7月1日の双葉町で始まり、8月13日まで行われる。伝統文化を生かしたり、参加者が共生社会実現へ思いを込めたりしながら種火をおこす。種火は、採火式まで「カイロ」で熱として保管する。

 パラリンピックの聖火リレーは五輪と異なる方式で行われる。ギリシャで採火したものではなく、パラ発祥の地とされる英国のストーク・マンデビルと日本国内で採火し、最終的に一つにまとめられる。