若松の漆芸家・岩渕さん、新作「蒔絵四方盆」を明治神宮に奉納

 
新作の蒔絵四方盆「耀葉」を手に持つ岩渕さん

 会津若松市の漆芸家岩渕浩之さん(60)は18日、新作の蒔絵(まきえ)四方盆「耀葉(ようよう)」を東京都の明治神宮に奉納した。

 岩渕さんは昨年、日本漆工協会の「第27回日本文化を担う漆の美展」で最高賞の農林水産大臣賞に選ばれた。同賞の受賞者は毎年、明治神宮に作品を奉納することになっている。

 約半年かけて制作した作品は、木製の盆の縁を純金で彩った。貝殻を埋め込み葉っぱを表現。「盆の形に合わせて隙間なく貝を埋め込むのが大変だった」と語った。岩渕さんは「奉納できるのは大変名誉なことで、とてもうれしい」と話した。