羽鳥湖高原に新たな食事処、コロナ禍「密心配なし」をアピール

 
「コロナ禍の今だからこそ、元気を出して羽鳥湖高原の魅力を発信していきたい」と話す(右から)斉藤さん、円谷さん

 コロナ禍の今だからこそ、空気がおいしくて「密」の心配がない羽鳥湖高原で過ごしてみては―。鏡石町の会社経営、半沢正明さん(74)は、天栄村の羽鳥湖高原に自らがオーナーを務める食事処「空楽(くうらく)」を開店した。「アフターコロナ」を見据えあえてこの時期に出店し、ペンションを改修した物件でゆったりとした時間を提供している。

 県南地方と会津地方の境に位置する同高原では、標高700~千メートルの森林地帯の中に宿泊施設などが点在する。高原に別荘を持つ半沢さんは、その魅力を深く知る一人だ。半沢さんは経営者の観点から「正直なところ飲食業には厳しい時代だが、いつまでもコロナは続かない。空気がおいしい高原の魅力を伝えるには、逆にグッドタイミングではないか」と考えた。

 半沢さんのアイデアに、東京のすし店や県内の旅館の料理人として修行を重ねた斉藤光昭さん(62)、知人の円谷里子さん(67)が賛同し、出店が決まった。16日のオープン後、斉藤さんは統括マネジャーシェフとして腕を振るい、円谷さんはフロアリーダーとしておもてなしに汗を流す。

 「空楽」は、道の駅羽鳥湖高原から車ですぐの場所にある。和風モダンの店内は検温器や消毒器、透明パネルなど感染防止策を徹底している。和食メニューが中心で、テーブル席やカウンター席のほか周囲の森林を借景とした個室2室を備えている。ディナータイムの後は、周辺の別荘や宿泊先への送迎も行う。

 羽鳥湖高原は、これから本格的な避暑シーズンを迎える。半沢さんは「密の心配をせず、車の運転の心配をせずに高原の夜も楽しんでもらいたい」と話している。

 営業時間は午前11時~午後8時。月曜日定休。問い合わせは同店(電話0248・94・6040)へ。