脱炭素社会考える、福島市が周知イベント 基調講演やパネル討論

 
基調講演を行った中田教授

 福島市は28日、同市のこむこむで「新環境基本計画・脱炭素社会実現実行計画キックオフイベント」を開いた。

 市は2月に策定した環境基本計画で、持続可能な循環型社会の在り方などをまとめている。今回のイベントは計画の周知の意味も込めて企画され、参加者が環境に配慮しながら生活する知恵を学んだ。

 イベントには、市民や事業者ら約100人が参加した。東北大大学院工学研究科の中田俊彦教授が基調講演し、政府や同市が掲げる脱炭素社会の実現には、風力発電などの再生可能エネルギーの導入が必要だと指摘した。その上で、「県の特性を踏まえながらどのようにエネルギー事業を育てていくかが重要だ」と語った。

 また、「ゼロカーボンシティの実現に向けて」というテーマでパネル討論も行われた。コーディネーターを中田教授が務め、福島キヤノンの相馬克良社長、同市出身のタレント佐藤真瑚さん、環境省地球環境局温暖化対策課の加藤聖地球温暖化対策事業室長、木幡浩市長が脱炭素社会に向けた取り組みなどを紹介した。