タジマモーター会長「田人から新技術を」 研究拠点開所で意欲

 
超小型EVの前で意気込みを語った田嶋会長・社長

 電気自動車(EV)の開発などを手掛けるタジマモーターコーポレーション(東京都)が、いわき市田人町で28日に行った研究開発拠点の開所式。田嶋伸博会長・社長はあいさつで「私たちの経験を生かして復興の手伝いをしたい。田人から新しい技術を提案していきたい」と意気込みを語った。

 研究開発拠点の名称は「タジマいわき次世代モビリティR&Dセンター」。児童数の減少に伴い、2014(平成26)年3月に閉校した旧田人二小の廃校舎を活用して整備された。

 開所式後の取材で田嶋氏は、若者の地元定着には「夢のある職場が必要」と指摘。さらに「このセンターを寺子屋のような場所にして、学生の得意な技術、才能を伸ばしたい」と述べ、地元の人材を積極的に雇用する考えや、人材育成への意欲を示した。

 センターでは、二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロ「ゼロカーボン」の実現に向けた次世代の乗り物やエネルギー関連の研究開発をはじめ、防災、減災に役立つ機器などの研究開発、教育、研修などが行われる。