福島県、新型コロナ14人感染確認 7月1日から「基本対策」

 

 県は30日、県内で新たに14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。6月29日に陽性と判明し、県内の感染確認は計4882人となった。感染拡大地域との不要不急の往来や大人数での飲食の自粛など、感染の再拡大防止に向け30日を期限としてきた重点対策について、県は1日以降、「基本対策」として県民と事業者に同様の対応を求める。

 14人の内訳は、郡山市が9人、福島市が2人、白河市、南相馬市、広野町が各1人で、うち8人の感染経路が不明。郡山市では直近1週間(23~29日)の人口10万人当たりの新規陽性者数は12.05人に上るなど感染拡大傾向が見られることから、県は感染対策の徹底を呼び掛けている。

 環境省福島地方環境事務所によると、新規感染者のうち南相馬市の40代男性は双葉町の受け入れ・分別施設で清掃業務、郡山市の50代男性は大熊町の中間貯蔵施設で分析業務を担当していた。同省発注作業従事者の感染確認は計37人。

 県によると、29日現在の入院者は103人で病床使用率は20.8%となり、3日連続でステージ3(感染者の急増)の水準にある。重症は4人。8人が宿泊療養しており、6人が療養先調整中。同日までに13人が退院し、2人が宿泊療養施設を退所した。