菓子店と酒蔵タッグ「酒粕クラッカー」、白河に地産素材商品誕生

 
酒粕クラッカー「陣屋」を開発した有賀さん(左)と我妻さん

 白河市東地区に目を向けてもらうきっかけになってほしい―。同地区の和菓子店「坂本屋総本店」と酒蔵「有賀醸造」が手を組み、「酒粕クラッカー『陣屋』」が誕生した。地区産の素材を使い、香ばしい味わいに仕上がった新商品に、坂本屋総本店の我妻祐輔さんは「自宅で過ごすことが多い中、日本酒などと一緒に楽しんでみては」と呼び掛けている。

 両店は、県菓子工業組合と県酒造協同組合が行っている日本酒入りスイーツを開発する「酣(たけなわ)プロジェクト」の一環として、新たな産品をつくろうと動いていた。そんな中、有賀醸造の有賀義裕さんが酒かすをあぶっておつまみにする文化があることを思い出し、新商品の骨格が決まった。

 味の基本となる酒かすは、ぜいたくに有賀醸造の大吟醸酒「陣屋」のものを使うことにした。小麦粉や菜種油など地区産の素材を積極的に取り入れるこだわりで、絶妙なカリッとした食感を実現した。有賀さんは「居酒屋のお通しなどにも使ってほしい。多くの人に知ってもらえるよう頑張っていきたい」と語る。

 酒粕クラッカー「陣屋」は、1袋200円、2袋入ったセットが400円。現在は両店で取り扱っているが、今後は県南地域の直売所などでも販売する予定になっている。問い合わせは坂本屋総本店(電話0248・34・2014)へ。