廃材利用、環境に優しいパズル製作 いわきの障害者就労支援施設

 
利用者が制作したパズル

 いわき市山田町の就労継続支援事業所「心楽(ここら)」は、建築廃材を再利用した環境に優しい木製パズルを作っている。施設を運営する市内の産業廃棄物収集・運搬業の「あすかクリーン」の鷺哲也社長(56)は「利用者が心を込めて手作りしている。ぜひ、手に取ってほしい」と話している。

 同事業所は、障害者に働く場を提供し、社会の一員として共に成長できる場所をつくろうと2018(平成30)年に開所。鷺社長は、あすかクリーンで受け入れている廃材を破砕する以外の方法で再利用したいと考え、パズル作りに着目した。

 スギやヒノキなどの材料を同事業所の利用者22人が一つ一つ紙やすりで磨き、それぞれが考案したデザインで色付けするなど、手作りの温かさを感じる作品に仕上げている。パズルは、同施設で販売し、利用者に還元している。

 取り組みを知った同市中央台のエコ・ビレッジがパズルを注文。6月15日には、鷺社長と利用者が同社の和田桃介社長に100セットを手渡した。鷺社長は「今後も新たな再利用方法を考案しながら、引き続き取り組んでいきたい」と話した。