女子部門、24年帰還正式決定 JFAアカデミー、4月活動再開

 

 日本サッカー協会は30日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で2011(平成23)年から静岡県に拠点を移しているJFAアカデミー福島の女子部門について、24年4月に本県での活動を再開すると正式に発表した。同年4月に入校する中学1年生に加え、中学2年から高校3年までの5学年が一斉に帰還する予定。

 女子は中高6年制を維持する。24年4月に中学1~3年生が楢葉中に入学、転校し、高校1年生はふたば未来学園高に入学する。高校2、3年生は静岡県にあるふたば未来学園高のサテライト校から本校舎に移る予定。

 JFAアカデミー福島はサッカーを通じ世界に通用する人材を育成する組織でJヴィレッジなどで活動してきた。06年に男子が広野町で、女子が楢葉町で開校。震災を受け拠点を静岡県に移した。男子は従来の中高6年制から中学3年制に変更し、今年から段階的に帰還を進めていた。女子の帰還が正式に発表されたことを受け、楢葉町の松本幸英町長は「(活動再開決定は)大変喜ばしい。地域全体で生徒たちをサポートしていく」とコメントした。