筆くわえて描いた絵手紙や短歌作品 矢祭の豊田さん、郡山で個展

 
季節の花々を描いた絵手紙や豊田さんの気持ちがつづられた短歌が並ぶ作品展

 矢祭町の豊田智子さん(62)の絵手紙作品展は3日まで、郡山市のギャラリー喫茶ポプラで開かれ、豊田さんの心の内が表現された絵手紙や短歌が来場者を魅了している。

 豊田さんは20歳の時に事故で頸椎(けいつい)を損傷し、手足を自由に動かせなくなった。約20年前、手足が不自由な詩人・画家として知られる星野富弘さんの作品と出合い、口に筆をくわえながら絵手紙の創作活動を始めた。昨年秋からは短歌の創作にも挑戦し、NHK全国短歌大会では、初出展にもかかわらず、2作品が入賞した。

 作品展では、季節の花が描かれた絵手紙のほか、病気に対する葛藤や支えてくれる人への感謝の気持ちをつづった短歌など約150点を展示している。来場者は鮮やかな絵手紙や豊田さんの思いがこもった短歌に見入っていた。時間は午前10時30分~午後4時30分(最終日は午前10時~正午)。