熱海土石流、2人死亡20人不明 記録的豪雨、相馬市が支援物資

 
熱海市へと出発する支援物資を載せたトラック=午後4時55分ごろ、相馬市防災備蓄倉庫

 梅雨前線の影響で3日は東海や関東を中心に非常に激しい雨が降り、午前10時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生した。県や県警によると、家屋10棟以上が流され、約20人が安否不明。女性2人が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された。市によると、消防が巻き込まれた家屋などから男女10人を救助し、いずれも命に別条はない。安否不明者との関連は分かっていない。100~300世帯が被災したとみられ、約260人が避難した。

 気象庁によると、熱海市の観測点では、この日までの48時間雨量が320ミリを超え、7月の観測史上最大を記録。

 パーティションや水発送

 相馬市は3日、大規模な土砂災害が発生した静岡県熱海市に、避難所の新型コロナウイルス感染防止対策に使用するパーティション(仕切り)100基を発送した。

 熱海市からの要請を受け、発送を決めた。パーティションはテント型で、2月の本県沖地震の際、相馬市の避難所でも活用された。このほか、2リットルペットボトル入り飲料水2160本を提供した。

 同日午後、同市の防災備蓄倉庫で物資の積み込み作業が行われた。出発式では、阿部勝弘副市長が熱海市に向かう市職員2人に「被災した方のために、道中の安全に気を付けながら届けてほしい」と訓示した。