いわき市、8月以降の「新規予約」停止へ ワクチン供給下回り

 

 いわき市は3日、7月下旬以降に国から配分される米ファイザー社製新型コロナウイルスワクチンの供給量が希望量を大幅に下回ったとして、8月以降のワクチン接種新規予約停止や、5日以降に予定していた接種券の発送を延期すると発表した。7月の予約分は予定通り実施する。

 市は、8月上旬~中旬分のワクチンとして国に約10万回分を希望していたが、県から2日、供給量が約2万回分になるとの連絡があったという。

 市は、供給されるワクチンのうち2回目接種を控える65歳以上の高齢者約3万7000人(6月29日時点)分を優先して確保する必要があるとし、それ以外の接種の新規予約受け付けは難しいと判断した。すでに接種券が届いている高齢者や基礎疾患がある人などは予約に空きがあれば7月中に接種できる。

 市によると、8月以降のワクチンの配分についても見通しは立っていない。3日に会見した清水敏男市長は「供給量が全然足りず、市民の皆さんに迷惑を掛ける可能性がある。一時停止は苦渋の決断」とした上で、「市として一日も早くワクチンを供給してもらうべく、要望を重ねる」とした。