福島県内上半期の倒産21件 帝国データバンク、16年以降で最少

 

 帝国データバンク福島支店が3日までに発表した上半期(1~6月)の県内企業倒産集計(負債1000万円以上)によると、倒産件数は21件(前年同期比16件減)で、2016年以降の年半期集計では最少だった。

 幅広い業種が新型コロナウイルスの影響を受けているが、実質無利子・無担保融資などの支援策で倒産が抑えられている。業種別では前年同期と比べて建設業が10件から2件、小売業が8件から4件に減少した。

 一方、民事再生法の適用を申請した一般廃棄物収集運搬業の中村環境(相馬市)の負債が18億4100万円に上り、負債総額が計41億2400万円(同12億4000万円増)となった。

 福島支店は「ワクチン接種が進むが、感染収束のめどは立っていない。下半期の倒産動向を注視しなければならない」とした。