木戸川のアユ釣り、11年ぶり「解禁」 楢葉、釣り客でにぎわう

 
11年ぶりにアユ釣りが解禁され、釣り人でにぎわう木戸川=4日午前7時30分、楢葉町

 楢葉町を流れる木戸川で4日、東京電力福島第1原発事故前の2010(平成22)年以来11年ぶりにアユ釣りが解禁された。

 解禁時間の午前5時になると、木戸川は釣り客でにぎわった。子どもと一緒に訪れた富岡町出身の吉田正弘さん(43)=茨城県=は10~18センチほどのアユ約70匹釣り上げた。吉田さんは「息子に釣りを教えながら待望のアユ釣りを楽しめた。釣ったアユはから揚げにして食べたい。震災前に広野町で働いていた時の職場の後輩とも再会できてうれしい」と話した。

 原発事故後、木戸川漁協は県の自粛要請を受けて解禁を見送ってきたが、今年の解禁を目指してアユの放射性物質検査や稚魚を放流するなど準備を進めてきた。解禁期間は12月末まで。