心静かに祈り 美里・龍興寺「蓮台写経会」50回で記念碑建立

 
記念碑の除幕式を行う参加者

 会津美里町の龍興寺(筧憲海住職、かけひ・けんかい)は、同寺で開いている「蓮台写経会」の50回目の開催を記念する石碑を建立した。3日、同寺で記念碑の除幕式が行われた。

 蓮台写経会は、同寺が所蔵している国宝「一字蓮台法華経(いちじれんだいほけきょう)」を広く知ってもらうため、1969(昭和44)年からほぼ毎年開いている。記念碑は、縦約1・5メートル、横約75センチの大きさで、表に写経塔、裏にはこれまでの写経会の経過を記した碑文を記した。

 除幕式には約25人が参加。天台宗福島教区宗務所長で西蔵寺(須賀川市)の横山大哲住職が十方念仏を唱え、筧住職らが散花した。

 除幕式に先立ち、50回目となる蓮台写経会が開かれた。筧住職が「新型コロナウイルスの収束や、皆さんの祈願が成就することを願う」とあいさつした。参加者は、用紙に描かれたハスの花の上に「延命十句観音行」の49字を写し、心静かに願いを託した。