「阿津賀志山」の仏像刻んだ石碑 拓本写真で紹介、国見町特別展

 
国見町の歴史を感じる石碑の拓本の写真を展示する会場

 国見町の阿津賀志山(あつかしやま)(289・4メートル)の中腹から山頂に点在する石碑を紹介する特別展「阿津賀志山三十三観音八十八大師画像碑群展」が、町文化財センターあつかし歴史館で始まった。前期は8月28日まで。後期は9月4日~11月6日。

 阿津賀志山を巡っては川内村の行者・仏源(木村源右衛門)が1853年、「観世音菩薩」「弘法大師・空海」の絵と木造弘法大師坐像を納める大師堂と草庵を建立し、周辺には一石に一体の観世音菩薩と弘法大師の像を刻んだ石碑を安置したとされている。その後、大師堂と草庵は焼失したが、126体の石碑は現在も残っている。

 特別展では石碑を拓本した写真を展示している。拓本は、町郷土史研究会が調査したもの。現存する拓本を前期と後期の会期に分けて全て公開する。入館無料。時間は午前9時~午後4時30分。月曜日が休館日で、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館日となる。問い合わせは同館(電話024・585・4520)へ。