農業求人サイト活用を 「ニーズあるが認知度低い」利用増へ支援も

 
農業求人サイト「みつかる農しごと」

 昨秋開設された本県の農業求人サイト「みつかる農しごと」の利用が低調となっている。野菜や果物の収穫などで労働力が必要な農繁期を迎えているが、農家からの求人数は6月末時点でわずか11件。県の委託でサイトを運営するJA福島中央会の担当者は「人手を求めるニーズはあるが、まだ認知度が低い」と普及に向けた課題を指摘する。

 サイトは県内の農家や農業法人が無料で求人情報を登録できる。雇用形態は正社員や期間限定のパート・アルバイトで、仕事内容や就業時間、賃金などはさまざま。人手不足に悩む農家と仕事を探す主婦や学生ら幅広い求職者をマッチングすることで、潜在的な労働力の掘り起こしを図る。

 県は年間120件の求人掲載を目標に設定。中央会が各JAの広報誌などでPRしてきたが、動きは鈍い。高齢でパソコンを使った求人情報の入力ができなかったり、従業員を雇った経験がないなどの理由から二の足を踏むケースが考えられるという。

 このため、中央会は各JAや県と連携し、求人情報の入力や採用面談の調整、法令を順守した雇用契約などをサポートしている。担当者は「求人数を増やし、短期や短時間の仕事がある農業なら働ける人に情報を届けたい」と力を込める。

 サイトは「みつかる農しごと」などで検索すると、アクセスできる。問い合わせはJA福島中央会無料職業紹介所(電話024・554・3042)へ。