県立博物館「会津大塚山古墳」解説パネルを一新、測量図も設置

 

 県立博物館(会津若松市)は、常設展示室「よみがえる会津大塚山古墳」の解説パネルなどを一新した。同古墳は東北で唯一、「三角縁神獣鏡」が出土するなど、考古学的な価値がある。パネルの一新には、改めて古里の歴史に親しんでもらうための工夫が凝らされており、同館が来場を呼び掛けている。

 会津大塚山古墳は会津若松市街地の東部にある古墳で、4世紀につくられた。国重要文化財となっている三角縁神獣鏡のほかにも、多くの副葬品が見つかり、当時の東北地方に対するイメージを根底から覆すような成果があった。展示室には、出土した刀や砥石(といし)などが約60点並んでいる。

 展示物はこれまでと変わりないが、リニューアルした展示室には、出土品をより分かりやすく説明するパネルや、これまではなかった同古墳の測量図などを設置した。このため、現地見学をしたい人にとっては、遺跡を「予習」する最適な展示となった。

 11日には、同古墳のミニ解説会が同館講堂で開かれる。申し込み不要。時間は午前11時~同11時30分。定員は、100人で先着順となっている。