聖光学院高が「手話の授業」導入へ

 
手話を学ぶ授業を始める聖光学院高で提携式に臨んだ新井校長(左)ら

 学科再編に伴い、来年度から手話を学ぶ授業をスタートさせる聖光学院高(伊達市)は6日、群馬大と手話などの事業に取り組むプラスヴォイス(仙台市)と提携を結んだ。来年3月まで月1回、出前手話授業が開かれ、来年4月から週に1回の本格授業が始まる。同社によると、手話を高校授業のカリキュラムに取り入れるのは全国的に珍しいという。

 同高は来年度、普通科に福祉探究コースを設置。生徒らが手話の習得に取り組む。手話サポーター養成に取り組む群馬大共同教育学部特別支援教育講座の金沢貴之教授らが主にオンライン授業で指導する。手話での日常会話習得をはじめ「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」出場を目指す。

 提携式が同校で行われ、新井秀校長、金沢教授、プラスヴォイスの三浦宏之社長が出席した。新井校長は「生徒に幅広く学んでもらい、より魅力的な学校にしていく」とあいさつした。同席した3年の女子生徒は「将来は手話ができる介護福祉士になりたい」、別の生徒は「看護の分野で手話を活用したい」と夢を語った。