新「福島県民割」の開始延期

 

 県民が県内の旅館やホテルに宿泊する際の費用を補助する「県民割プラス」について、県は6日、県内で新型コロナウイルスの感染確認が増えている状況を踏まえ、14日のスタートを見送ると発表した。早ければ8日から予約受け付けを始める予定だったが、感染状況を見極めながら改めて開始時期を判断する。

 県内では7月に入り5日間で80人の感染が確認されているほか、既に6月を上回る6件のクラスター(感染者集団)が発生。うち飲食店関係が5件を占めていることなどから、延期を決めた。

 開始時期について県は「クラスターの発生状況などを総合的に見て判断する。最低1週間程度は状況を注視する必要がある」(観光交流課)としている。

 「県民割プラス」は県民限定の補助で、1泊5000円以上の宿泊に対し、宿泊額に応じて2500~1万円を補助する。

 60万泊分の予算を確保しており、宿泊額にかかわらず利用者には1泊ごとに地域の土産物店などで使える2000円のクーポンを配布、観光需要の底上げを図るとしている。