福島のバリアフリー実現、パートナー会議で高揚

 
軍手を着けたままお金を数える疑似体験をする参加者

 福島市は5日、同市のホテルグリーンパレスで「バリアフリーパートナーミーティング」を開いた。官民一体となって進めるバリアフリー事業「誰にでもやさしいまちふくしま」を推進するため開かれ、参加者がバリアフリーの実現に向けて意識を高めた。

 バリアフリー推進パートナーを務める企業や団体などから約60人が参加。会議では、NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンターの佐藤由香利さんと今井伸枝さんが講演した。佐藤さんらは、目が不自由な人が困っているときに白いつえを頭上に上げる「白杖(はくじょう)SOSシグナル」のシンボルマークを紹介。「この姿は助けを求めているサインなので、見掛けたら声を掛けてあげてほしい」と話した。

 この後、知的障害や発達障害がある人の気持ちを疑似体験して理解する活動を展開している団体「もも組」のメンバーが講師を務めた。参加者は軍手を着けたままお金を数える体験を通し、手先を器用に使うことができない障害者の気持ちを体感した。