介護中の父親を殺人未遂疑い、いわきの57歳女を逮捕

 

 いわき中央署は7日午前11時30分ごろ、同居する父親の首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いでいわき市洋向台、無職の女(57)を逮捕した。

 逮捕容疑は、6月28日午前5時30分ごろ、同市薄磯の駐車場に止めた軽乗用車内で、父親(87)の首を絞めて殺害しようとした疑い。父親は多臓器不全で29日に病死した。捜査関係者によると、女は漂白剤を飲んで自殺を図り、同署が退院を待ち逮捕した。女は容疑を認めている。

 女は3人暮らしで体の不自由な父親の介護をしていた。同署は介護が事件に影響した可能性があるとみて調べている。

 同署によると、家族から6月28日に行方不明届が出され、捜索中の警察官が同日夕に薄磯海岸で女の車を発見。父親は後部座席で意識不明、女は運転席で意識がはっきりとしない状態で見つかり、2人とも救急搬送され入院した。近所に住む50代男性は「(女は)3日に1度ほど父親を人工透析のため病院に連れて行っていた。介護疲れもあったのではないか」と話した。