2人の「円谷」須賀川の誇り 名誉市民章推戴

 
橋本市長から名誉市民章を受けた誠さん(写真右)と喜久造さん(同左)

 須賀川市は7日、同市出身の映画監督円谷英二と、1964年東京五輪銅メダリスト円谷幸吉の2人に名誉市民章を贈った。推戴(すいたい)式が市民交流センター「テッテ」で行われ、橋本克也市長が英二の叔父の孫円谷誠さん(61)と幸吉の兄喜久造さん(89)に名誉市民章を手渡し、2人の功績をたたえた。

 英二は特撮技術の第一人者としてウルトラマンなどの作品を手掛け、「特撮の神様」と称される。幸吉はマラソンで、東京五輪陸上競技で日本人唯一となるメダルを獲得した。

 市は、今年が英二の生誕120周年で、東京五輪開催が予定されていることから2人を名誉市民とした。英二の誕生日と東京五輪のマラソンで幸吉が着けたゼッケン「77」にちなみ、式を7月7日に設定した。

 式には関係者約30人が出席した。誠さんは「英二さんは創意工夫を重ねて理想を追求した。その精神が地元に受け継がれていけばうれしい」、喜久造さんは「五輪の年に幸吉が名誉市民となり光栄。幸吉がメダルを取り、笑顔で観衆に手を振った姿を思い出した」と話した。

 市は本年度「二人の円谷」事業と題し、2人についての展示会やイベントを展開している。橋本市長は「市民の誇りとして今後も2人の功績を顕彰したい」と述べた。