文化人「西川満日記」 台湾から故郷・会津若松に

 
会津若松市に寄贈された西川満日記

 国立台湾文学館は6日、戦前の台湾で活躍した会津若松市出身の文化人西川満氏が残した唯一の日記「西川満日記」を同市の会津図書館に寄贈した。7日から会津図書館で展示されている。

 日記は、西川氏が台湾から帰国後の1947(昭和22)年3月から1年間に書き残した。直筆を再現した復刻版と、日本語と中国語に書き起こした本の2冊セットで、今年春に台湾で出版された。

 台湾文学館は、日本政府が台湾に新型コロナウイルスワクチンを無償提供したことへの感謝を込め、日記2セットを寄贈した。会津図書館は7~31日に「会津の文化人・西川満と台湾」と題したコーナーを設け、日記のほか西川氏や台湾に関する書籍、台湾文学館がある台南市の観光パンフレットなどを集めて展示する。

 開館時間は午前9時~午後7時(日曜、祝日は同6時)。21日は休館。問い合わせは図書館(電話0242・22・4711)へ。

 日記の贈呈式は6日、会津若松市の会津稽古堂と台湾文学館をオンラインで結んで行われた。室井照平市長は「これからも交流が続くことを期待する」とあいさつした。