喜多方・松山小校庭に「クマ」 移動先旧工場で捕獲

 

 8日午後2時55分ごろ、喜多方市の松山小校庭にクマがいるのを同校教員が見つけ、喜多方署に通報した。クマはその後、同市松山町松の旧食品工場内に移動。同署員や市鳥獣被害対策実施隊員らが駆け付け、同日午後7時5分ごろ、麻酔銃を使って捕獲した。けが人はなかった。

 同署などによると、クマは体長約1メートル。校庭を出て約300メートル北西の旧食品工場に移動し、戸が開いていた場所から内部に迷い込んだ。クマが動き回っていたことから、落ち着くのを待ち捕獲した。現場は市北部の住宅街。クマは市職員が山中に運んで放した。

 松山小によると、校庭でクマが見つかった際、児童約20人が学校にいたが、校舎内にいたため無事だった。市教委によると、同校を含む周辺の小中学校5校の児童、生徒は迎えに来た保護者と一緒に帰宅した。

 市内では同日午前7時25分ごろにも、松山小から500メートルほど南東に離れた喜多方市東桜ガ丘の市道でクマが目撃されていた。午後8時ごろには、同市の豊川小に隣接する市道でも別な個体とみられるクマが目撃された。

 福島・飯坂で1頭目撃

 県内では8日、福島市飯坂町の大鳥中近くでもクマ1頭が目撃された。同日午前7時55分ごろ、同市飯坂町の市道で男性が目撃、福島北署に通報した。同署によると、クマは体長約1メートル。同校は生徒にクマ鈴を配布するなど対応した。県警によると、県内ではほかにクマの目撃情報が3件あった。