再陽性、福島県で初確認 新型コロナ、20人感染

 

 県は9日、県内で新たに20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。8日に陽性と判明した。このうち1人は5月上旬に一度、感染が確認された再陽性者。再陽性の確認は県内で初めてで、県内の感染確認は延べ5049人となった。

 再陽性となった1人は5月上旬の感染確認後、県内の医療機関に入院。その後退院して通常の生活を送っていたが、8日に再び陽性と判明した。県は「一度感染したり、ワクチンを接種した人も感染の可能性はゼロではない」として、改めて基本的な感染対策の徹底を呼び掛けている。

 病床使用率は31.7%でステージ3(感染者の急増)の水準にある。クラスター(感染者集団)が発生した南相馬市原町区の繁華街にある接待を伴う飲食店で新たに利用客4人の感染が確認され、クラスターは計17人に拡大。会津若松市の接待を伴う飲食店「fuzzy(ファジー)」でも利用客2人と従業員1人の陽性が判明し、計11人となった。

 20人の内訳は、南相馬市が7人、会津若松市と郡山市が各4人、会津美里町が2人、福島市、いわき市、中島村が各1人。2人の感染経路が分かっていない。

 8日現在の入院者は重症4人を含む157人。12人が宿泊療養、2人が自宅療養している。5人が療養先調整中。同日までに8人が退院し、3人が宿泊療養施設を退所した。