朝ドラ舞台3市連携!東京に地域情報発信拠点開館

 
福島、久慈、気仙沼3市の特産品を集めた「おかえり館」=東京・有楽町

 福島市と岩手県久慈市、宮城県気仙沼市が連携し、地域の魅力を発信する拠点「情報ステーション『おかえり館』」が10日、東京・有楽町駅前の東京交通会館内に開館した。復興が進む3市の姿とともに地場産品や地域資源を紹介し、新型コロナウイルス収束を見据えた観光誘客と移住・定住促進につなげたい考えだ。東日本大震災後に福島市がNHK連続テレビ小説の「エール」、久慈市が「あまちゃん」、気仙沼市が現在放送中の「おかえりモネ」の舞台になった共通の縁を生かそうと企画。約40平方メートルの館内で3市の物産品を販売し、動画やパンフレットで観光情報を届ける。首都圏在住者向けに移住・定住の相談を受け付けるほか、交通会館内にある「ふるさと回帰支援センター」と協力して移住セミナーの開催も検討する。

 初日から多くの人たちが訪れ、福島市特産のモモは1時間ほどで完売。日本酒や加工品、「エール」のモデルになった同市出身の作曲家古関裕而のグッズなども並び、来場者が次々と買い求めた。

 開所式で木幡浩福島市長は「コロナ禍の巣ごもりで疲れたり、古里が懐かしくなったら当館を訪れてほしい」と述べ、平沢勝栄復興相(福島高卒)や同センターの高橋公(ひろし)理事長(相馬市出身、いわき市育ち)らと共にテープカットした。国の交付金を活用し、設置期間は2024年3月までの予定。