福島県、2日間で25人新規感染 南相馬は7月3件目クラスター

 

 県は11、12の両日、県内で新たに計25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。10日に16人、11日に9人の陽性が判明し、県内の感染確認は延べ5099人となった。南相馬市原町区の接待を伴う飲食店では従業員と利用者計6人の感染が確認され、県内86件目のクラスター(感染者集団)に認定された。

 南相馬市でのクラスターは7月に入り3件目。同市の感染状況について、内堀雅雄知事は12日の定例記者会見で「飲食店をはしごするなど、リスクの高い行動による感染も確認されている」とした上で「医療提供体制に大きな負荷がかかっている。極めて厳しい状況にあり、急激な感染拡大を徹底して抑え込んでいきたい」と述べた。

 このほか、会津若松市の接待を伴う飲食店「fuzzy(ファジー)」で、店舗に出入りしていた従業員の知人1人の感染が確認され、クラスターは14人に拡大した。

県内病床使用率31.5%に

 県が11、12日発表した新型コロナウイルスの感染者25人の内訳は、郡山市が9人、南相馬市が5人、会津若松市が4人、いわき市が2人、福島、須賀川、喜多方市、会津坂下、会津美里町が各1人。14人の感染経路が不明。

 11日現在の入院者は重症4人を含む156人で、病床使用率は31.5%とステージ3の水準にある。17人が宿泊療養しており、3人が自宅療養中。療養先調整中は6人。

 同日までに15人が退院し、4人が宿泊療養施設を退所した。自宅療養を解除されたのは1人。