2年ぶりに浪江で武者行列 相馬野馬追、標葉郷騎馬会

 
山本会長から供奉証と肩証を受ける騎馬会員(右)

 相馬野馬追の標葉郷騎馬会(浪江町、双葉町、大熊町)は11日、浪江町の道の駅なみえで出陣式を行った。騎馬武者たちは新型コロナウイルス禍で2年ぶりに浪江町で実施する騎馬武者行列に向けて決意を新たにし、震災と原発事故からの古里復興、疫病の早期収束を願おうと意識を高めた。

今年の野馬追は新型コロナの影響で昨年同様、規模を大幅縮小した「省略野馬追」となるが、標葉郷は24日に浪江町で騎馬武者行列を行う。今年は50騎が出場を予定している。

 式では山本幸男会長が役付きごとに騎馬会員に供奉(ぐぶ)証と肩証を手渡し「今年は新たに7人の初陣騎馬を迎えた。本番に向けて体調管理を万全にし、威風堂々と出陣してほしい」とあいさつした。

 式に先立ち、浪江町の大聖寺で墓前祭を行い、歴代藩主に対し本番での無事の凱旋(がいせん)を誓った。