「突然奪われた日常」展示 富岡に震災アーカイブ施設開館

 
被災したパトカーなどが並ぶ施設

 富岡町が独自で整備したアーカイブ施設(震災記録施設)「とみおかアーカイブ・ミュージアム」は11日、町役場近くの同町本岡字王塚に開館した。

 同施設で開館式典を行い、宮本皓一町長が「突然奪われた当たり前の日常を展示し、自然災害や原発事故の経験を未来に継承する」とあいさつした。来賓の内堀雅雄知事、江島潔経済産業副大臣、横山信一復興副大臣らが祝辞を述べた。関係者がテープカットし開館を祝った。

 施設には約430点の資料が展示されている。町の成り立ちや震災前の住民の暮らしの風景を紹介しながら、震災と原発事故を境に町がどのように変化したのかを伝えることがテーマ。館内には縄文時代の土器や、住民でにぎわうかつての中央商店街の姿を再現した模型、東日本大震災の津波で被災したパトカーなどが並ぶ。

 開館時間は午前10時~午後5時。入館無料。月曜日休館。問い合わせは、とみおかアーカイブ・ミュージアム(電話0240・25・8644)へ。