戻ってきた「球児励ます音色」 帝京安積吹奏楽部

 
軽快な音楽を響かせる帝京安積の吹奏楽部=11日、ヨーク開成山スタジアム

 ブラスバンドの姿が球場に戻ってきた。郡山市のヨーク開成山スタジアムで11日に行われた夏の高校野球福島大会2回戦の帝京安積―本宮戦。帝京安積吹奏楽部の部員はスタンドから軽快な音楽を響かせ、球児の背中を押した。

 「ブラスバンドが鳴っていてベンチの中では緊張した。でもあのメロディーはやっぱり力になる」。帝京安積の渡辺陽大(3年)は音楽を力に変え、全打席で安打を放つ活躍。エースの室井銀河(同)も「音楽による応援は励みになる」と頬を緩めた。県高野連は今大会からブラスバンドによる演奏を30人に限って認めている。同校の吹奏楽部は60人おり、半分はメガホンをたたいての応援。古宮来実部長(3年)は「演奏できなかった先輩の分まで思いを込めた」と2年ぶりのスタンドに笑顔を見せた。