郡山の24人に生理食塩水のみ注射 ワクチン接種せず

 

 郡山市は13日、市内の高齢者施設3カ所で7日に行った新型コロナウイルスワクチン接種で、利用者と職員24人に、ワクチンを希釈する生理食塩水のみを打ったと発表した。

 市によると、接種を担当したのは3施設の協力医療機関で勤務する医療従事者で、看護師が使用済みのワクチンの瓶を未使用と勘違いをして準備した。ワクチンは希釈して1瓶から6人分を使用するが、接種の際に未使用の5瓶のほか、使用済みの4瓶も生理食塩水で希釈、54人に打ったという。市のマニュアルでは、使用後のワクチンの瓶は使用した日付を記入してすぐに廃棄する必要があるが、していなかったとみられる。

 市は該当者の特定が困難なため、21日に54人全員の抗体検査を行い、抗体が少ない人に対し再度接種を行う予定。