県内に広がる「ヘアドネーション」の輪、児童善意

 
右写真=髪を寄付した郡山市の小宅さん(左)と鈴木委員長 。左写真=安藤会長に髪を手渡す伊達市の佐藤さん (左)

 郡山市と伊達市の児童2人が、医療用ウィッグ(かつら)などに役立ててもらおうと、ヘアドネーションとして自身の髪を県内の各ライオンズクラブ(LC)に届けた。
 郡山市の小宅楓暖(かのん)さん(芳山小5年)は10日、郡山開成LCに寄せた。

 幼稚園のころから、母純子さんの勧めでヘアドネーションのために髪を伸ばし、今回を含め約40センチの髪を3回分寄付している。贈呈式は、同LC会員の柳沼純子さんが開く古民家カフェ「結いの里竹柳庵」で行われ、同LCの鈴木優樹青少年健全育成委員長が感謝状を贈った。小宅さんは「自分の髪を困っている人のために使ってもらえたらうれしい」と話した。

 伊達市の佐藤椿さん(大田小6年)は3日、福島中央LCに寄贈した。

 髪を伸ばした髪形が気に入っていて、これまで前髪を整える程度だったというが、友人がヘアドネーションに協力したことを知り、自身も協力を決めた。

 佐藤さんは福島市の理容店ヘアーサロンさんかくを訪れ、髪を45センチほど切り、同LCの安藤那美子会長に髪を手渡した。佐藤さんは「困っている人の役に立ってくれたらうれしい」と話した。