ライト利用「虫捕獲」に警鐘、昭和村内で自粛促す

 
ライトトラップによる捕獲の自粛を促す看板

 昭和村の活性化などを願い事業を行う「博士峠のトンネルを実現する会」は、夜間に灯火に集まる昆虫類の習性を利用して採集するライトトラップが始まる夏本番を前に、捕獲の自粛を促す手作り看板を村内各所に設置した。

 同会によると、数年前からライトトラップ目的で来村した人が、夜間に山や夜空に向けて強力なライトの光を放っているのが確認されている。

 住民からは「恐怖を感じる」「貴重な資源が奪われる」などの声が上がっているという。

 村内ではコガネムシの新種「ニホンニセコブスジコガネ」が見つかるなど、貴重な昆虫が生息している。同会は「このような珍しい昆虫も先人が残してくれた貴重な村の資源。微力だが少しでも自然を守り、さらに村民の不安を取り除くことができれば」と監視の目を光らせている。