防災センター8月運用開始 飯舘・飯樋小校舎改修

 
センター内を内覧する関係者ら

 飯舘村は15日、同村の飯樋小校舎を改修して整備した地域防災センターの内覧会を開いた。運用開始は8月上旬ごろを予定している。

 同センターは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録と伝承に加え、防災拠点としての機能を併せ持つ。村の復興の歩みを動画や資料、写真パネルで発信する展示コーナー、災害時に炊き出しなどで使用する食堂、備蓄庫、研修室などを整備した。職員は常駐せず、申請に応じて開放する。

 避難所としての収容人数は屋外野営場と合わせて330人。災害時には100台が駐車可能。太陽光発電設備も設置し、停電時の電力確保に備える。延べ床面積約2276平方メートル。総事業費は約7億4千万円で、国の福島再生加速化交付金などを活用した。

 内覧会には杉岡誠村長、菅野新一村議会議長、大越憲一行政区長会長ら約20人が参加した。杉岡村長は「センターが防災拠点としてだけでなく、地域コミュニティーの再構築や、村内外の地域間交流を促進する場所になることを期待したい」とあいさつした。