福島県内、初デルタ株か 福島、郡山など4件検出

 

 県は15日、インドに由来する新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の可能性が高い「L452R」という変異が県内で初めて確認されたと発表した。郡山市や福島市などで計4件検出された。両市や県は今後、県衛生研究所などでゲノム解析し、デルタ株かどうか調べる。

 内堀雅雄知事が同日の県感染症対策本部員会議で報告した。L452Rの変異の検査は、県衛生研究所や中核市保健所、民間検査機関などが、県内で陽性が判明した人の検体を抽出して行っている。7月に陽性が判明した人を調べたところ、郡山市保健所と同市の医療機関、福島市保健所、県内の民間検査機関で1件ずつ確認された。

 感染力が強く重症化しやすいとされるデルタ株は全国で猛威を振るっている。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は「県内のウイルスが(デルタ株に)置き換わるという現象が起こると、リバウンドがさらに悪化し、負のスパイラルに入る可能性がある」と警鐘を鳴らした。