燃料電池教室10月開催へ いわきバッテリーバレー

 
燃料電池教室開催に向け準備を進める関係者

 蓄電池産業の集積や低炭素社会実現、人材育成を目指す「いわきバッテリーバレーフェスタ」は本年度、新型コロナウイルス感染拡大を受けて大規模なイベントが見送られ、代替企画が実施される。10、11の両月をフェスタ期間とし、期間中にいわき市やオンラインで燃料電池教室などの事業が分散開催される。主催するいわきバッテリーバレー推進機構が15日、方針を示した。

 同機構は2016(平成28)年からフェスタを開催してきたが、昨年は新型コロナ感染拡大で、次世代エネルギー関連の先進企業などを紹介する展示会をウェブ上で開催した。今年は規模を縮小し、燃料電池教室や展示会、講演会を開催する方向で検討している。

 このうち、燃料電池教室はトヨタ自動車の担当者を講師に招いて例年開催してきたが、今年は東洋システム(いわき市)と常磐共同ガス(同)の社員が講師を務める。

 教室は小学生向けで、水素エネルギーを利用した燃料電池を組み立てたり、ミニカーに電池を搭載したりする予定。関係者約30人が6月から準備を進めており、準備の様子が15日に公開された。

 教室は10月に東洋システムで開催される予定。講師を務める予定の同社の松本茉桜さん(21)は「次世代を担う子どもたちに未来をつくるエネルギーの大切さを伝えたい」と話した。