働きながらウエイト県代表選手 石倉新聞店の山川さん

 
「さらなる高みを目指したい」と話す山川さん

 11日に行われた福島県総合体育大会のウエイトリフティング成年男子96キロ級で優勝した南相馬市の山川良太さん(29)。大会ではスナッチ126キロ、ジャーク161キロを記録し、ジャークは県新記録を更新した。同市の石倉新聞店で働きながら競技を続ける山川さんは「今回の成績は自信になる。さらなる高みを目指したい」と意気込む。

 山川さんがウエイトリフティングを始めたのは高校生の時。元々筋トレが好きだったのもあって、川俣高のウエイトリフティング部に入部した。1年生で初めて出た大会では大会新記録をマークした。その後も順調に成績を伸ばし、東北大会に出場するなどの活躍を見せた。現在もトレーニングを続ける山川さんは「ウエイトリフティングは年齢を重ねるとともに記録が伸びにくくなると言われているが、年齢は関係ないと思う。自分がそれを証明したい」と意欲をたぎらせる。

 新聞販売店では新聞の配達や営業などを担当しているが、「自分のペースで仕事ができて、大会があるときは職場で出勤の日程を調整してくれる。環境に恵まれた」と話す。毎日午前1時30分ごろから仕事を始め、新聞配達終了後に市内のジムでトレーニングを行い、土曜は市外の高校で高校生と練習に汗を流している。

 山川さんは8月の東北総体に96キロ級の県代表として出場する。スナッチ130キロ、ジャーク170キロ、合計300キロが目標だ。「現役の大学生は特に強い。重量1キロの駆け引きが勝負を左右する。負けないようにするのはもちろん、今後もウエイトリフティングを続ける自信にするため、できるだけ良い成績を残したい」と語った。