相馬市の集団接種終了 16歳以上希望者93.5%完了

 

 相馬市は17日、5月1日から実施してきた新型コロナウイルスのワクチン集団接種を終了した。同市の集団接種は、多くの自治体が採用する予約制ではなく、地区ごとに日時を指定する独自の方式を採用したことで全国的に注目された。16日時点で希望した16歳以上の市民の93.5%で2回目の接種が完了した。

 当初、接種日を市が指定することで日程変更の申し出が多く出ることが懸念されたが、実際には数%にとどまったという。地元医師会と連携し、会場での予診票の受け付けの迅速化、2回目接種用の会場を新設するなどの工夫をした結果、接種予定の前倒しにつながった。阿部勝弘副市長は「市民の理解と協力が得られたことで、円滑に進めることができた」と話した。

 同市は19日から、市内の2医療機関での個別接種に切り替えて対応する。また、夏休み中には中学生を対象にした集団接種を実施する方針で、1回目は27、28の両日を予定している。